好きなジャンルに関わりたい。
りりぃ:女性 / 21
数ヶ月前、親戚のありがたい口利きがあったことで自分は念願叶って出版社にて校正者として雇われることになりました。小学校高学年の頃から小説家という職業に興味を抱いたことをきっかけに、いつしか漠然と書物に携わる職業に就きたいと思っていたため、小躍りなんてものじゃ収まらないくらいに気分は高揚していました。しかしながら、その出版社で扱っている書物は歴史にまつわるものや個人のエッセイのようなものばかりでした。本音を言えば、自分は児童書や小説などの比較的ライトなジャンルに携わりたいという希望があったが故に、仕事をしていてもどこか腑に落ちないようなもどかしさを感じています。今の時代を鑑みれば、なりたい職業に就けただけでも感謝すべきだとわかっているけれど、個人的には、いつかは自分の好きなジャンルに携わりたいと思っています。そのために、今は校正者としてのスキルアップを図る意味でも苦手意識のある歴史書物や個人のエッセイと真摯に向き合っていこうと決意しました。そして、独立してフリーの校正者になって希望するジャンルに携わりたいと思っています。